JJUG CCC 2019 Springに参加してきました
はじめに
5月18日(土)に開催されたJJUG CCC 2019 Springに参加してきた。
今回は聞いてきたセッションについて簡単に内容と所感についてまとめてく。
参加してきたセッション
- はじめてのgRPC
- パッケージ管理してなかった既存システムに後付けでGradleを導入した
- 先行開発!Javaでクリーンアーキテクチャ -- ゼロから始める新規開発
- テストエンジニアが教えるJunitを書き始める前に考えるべきテスト
- 1400万ユーザーのWebサービスを15年運用して考える、Javaである理由
- ストラングラーパターンによるマイクロサービスマイグレーションの勘所
- マイクロサービス:4つの分割アプローチの比較
はじめてのgRPC
概要
感想
gRPCの概要、どの様に使うかという話。
gRPC自体聞いたことがなかったので、どんなものか知りたく参加してきた。
元々Googleの社内で使われていたものだとのこと。
セッション内でも言われてたけど、クライアント側で使われるのはまだ先そう(通信経路全部Http/2が必要らしい。)
便利そうだから今度触ってみたい。
パッケージ管理してなかった既存システムに後付けでGradleを導入した
概要
感想
闇に手を加えられないというのはよく聞く話だと思うけど、今回はその闇に手を入れた話。
スコープを決めてやることやらないこと決めようというとのこと。
良く良く考えたら当たり前のことだと思うけど、なかなか実践できないんだろうなと思った。
スコープとかやるやらとかはこういう話に限らないと思うので、意識していきたいところ。
先行開発!Javaでクリーンアーキテクチャ -- ゼロから始める新規開発
概要
感想
クリーンアーキテクチャの概要解説。
タイトルはJavaでとあるけど、内容はJavaに限った話じゃなかった。
クリーンアーキテクチャって名前は聞くけど、
いまいちわかってなかったから説明を聞けてよかった。
テストエンジニアが教えるJunitを書き始める前に考えるべきテスト
概要
感想
テストの考え方についての話。
テストコード書く前に考えることあるよね、曖昧な表現してると認識に差が出るよねって感じ。
テストの内容を議論するのはテスト前にできるし、やっとくと後続での工数が削減できるだろうというのは納得できた。
今後意識していけたらと思うところ。
1400万ユーザーのWebサービスを15年運用して考える、Javaである理由
概要
感想
自社サービスの開発にあたりJavaを使っている理由の説明。
昔は選択肢が少なかったからJava、その後も社内ノウハウがあったりユーザが多いからJavaとのこと。
個人的にはもっとテクニカルな理由でJavaを選んでいる理由を知りたかった。
最近だとKotlinの方が人気っぽいし、
あえてJavaを使う理由があるのかと思ってただけにちょっと残念。
ストラングラーパターンによるマイクロサービスマイグレーションの勘所
概要
感想
レガシーな環境を新しい環境にリプレイスした話。
技術的な話が多く、似たようなことをするのであればとても参考になると思った。
ただKubernetesを触ったこと無いし、よくある話なのかもしれないけどちょっと追いつけなかった。
マイクロサービス:4つの分割アプローチの比較
概要
感想
マイクロサービスを作るに辺り、システムをどの様に分割していくかという考え方の話。
ただし、考え方は実践ベースの話だけじゃなくこうした方が良いんじゃないかっていう考察込。
タイトルはマイクロサービスってなってるけど、分割基準はモジュール分けるときとかにも使えると思った。
やっぱりEricEvansの考え方は難しいというオチ。
まとめ
はじめてこういうイベントに参加してきた。
色々な話を聞けたのは楽しかったしタメになったけど、
45分っていうのは話してる人からすると全体的に短かった印象。
ただ、気楽に聞けるのはこのくらいの時間かなって思った。
今後も積極的にイベントに参加していきたい所存。
P.S.
同日に開催されていたInside Frontendの方がちょっと興味あった。
(イベント自体は知ってたけど、開催日時をよく見てなかった。。。)